
私たちは日々"人間の一生は織物みたいなものなので、一人ひとりが、一人ずつその織物を織っていると教えられ"(高松鶴吉氏)ながら、ご家族と二人三脚で織物の糸の色づけをしています。 やった!!感やしみじみと味わう喜びの明るい横糸、どうして?なぜなの?と悲しくブルーな横糸の色彩は個性的に色づけられ織物として織りあがっていきます。 織物で重要なことは縦糸の設計です。あけぼの園の縦糸の中心は間違いなく、着席注視・自立歩行・摂食行動の三本の糸です。この縦糸には、続けることの大切さ、力を出して体を使って頑張ること、社会性を育むこと、発語能力をひき出すための数本の糸が潜んでいます。人としてより豊かな社会生活を営むための基礎を身につけるための大切な秘めた糸です。 そして、織物に欠かせない大切なものは横糸です。苦悩しながら懸命におり続ける横糸、家族の苦しみと悲しみに向いあい、一つひとつ難所をのり越えた力強い生活の喜びの糸。どの織物もじっくりとていねいに織り続けられる織物は、ブルー系の色合いから次第に明るさを増す色調に変わっていきます。様々な人々との出会いや経験に知恵が増し加えられ、織物の色あいに深みが映えさらに影響しあう仲間たちで豊かさを語りかけるような織物に織りあがっていきます。 人として大切な基礎づくりの縦糸、そして織物からいぶし銀のような輝きを産み出す横糸から、二つとない我が子の織物を共に織り上げたいと思います。 |